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なぜ言語が発達し、貨幣が生まれたか。人類発達についてサピエンス全史から読み解こう!

 <img src="サピエンス全史"alt=サピエンス全史 上 kindle 本>

 

 人類は異なる経験することにより発達してきた

私は、普段の生活があまりマンネリ化しないように心がけています。

理由は、
昨日できたことを今日できるのは当たり前であり、去年できたことは、今できることは当たり前だと考えているからです。

一番重要なのは、過去の自分が出来ないことを今やるのが重要だと考えています。

 

サピエンスの歴史的にも人間は多くの失敗をして、それの解決策を得るためにどうすればいいかを学び発展してきました。

例えば、食べ物がなくなってきたから別の所に移っていき、その土地に順応しています。また、そういう移動生活に疲れたのか、途中からは穀物を育て始めています。

この今までと違う経験の積み重ねが、人間をここまで進化させてきました。
毎日、マンネリ化して生きているのは、死んでいるのも同然と考えています。

「ロマン主義は、人間としての自分の潜在能力を最大限発揮するには、できるかぎり多くの異なる経験をしなくてはならない、と私たちに命じる。」(サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福(ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之 著)より)

 

貨幣について

私は第10章の最強の征服者、貨幣が最も考えさせられました。
昔は大麦・タカラガイ・銀・金等が貨幣としての役割を果たしていました。

そこに共通しているのが
信用です。

今は仮想通貨という貨幣の革命が起きているので今まで起きた貨幣革命と似ていると思います。

これが根付くまでには時間がかかると思いますが、
必ず仮想通貨は貨幣になると思います。

理由としては
昔は重いもので今から考えるとかなり不便なものが通貨でした。
しかし、徐々に持ち運びが便利になってきたので、今度はお金という実物がなくなり、仮想空間でのお金で商品を売買できれば生活は便利になると思います。
日本だとあまり実感がないかもしれませんが、財布を持ち歩くことはかなりリスク(強盗など)があります。そして、出かける時に財布を持ちあるかなければいけません。
かなり、不便だと思いませんか??

仮想空間とはいっても人々がそれをお金だと認識してしまえばお金になるのです。

「貨幣は物質的現実ではなく、心理的概念なのだ」(『サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福』(ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之 著)より)

 言語の発達

「「噂話」説は冗談のように聞こえるかもしれないが、おびただしい研究に裏打ちされている。今日でさえ、人類のコミュニケーションの大多数は、電子メール、電話、新聞記事のいずれの形にせよ、噂話だ。噂話はごく自然にできるので、私たちの言語は、まさにその目的で進化したかのように見える。」(『サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福』(ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之 著)より)

 この考えは、面白いと思います。
確かに多くの話すことは噂話が多いと思いますし、2chなどの噂話のチャンネルも多くの人が参加しています。

そして、現代も噂話から新しい言葉が生まれているように思います。


歴史の鉄則

「歴史の数少ない鉄則の一つに、贅沢品は必需品となり、新たな義務を生じさせる、というものがある。」(『サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福>』(ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之 著)より)

今も昔も人間の根本は変わらないんだなと思います。

欲しいものが必需品になり、また新たな欲しいものが出てくる。
それの繰り返し。

お金のない人はお金がないままだし、お金がある人はどんどん入ってくる。
何とも言えませんね。

 

サピエンス全史オモシロイかも